食用油のこと




ナチュラルハイジーンでは油も不要といってます


■焼くのも上げるのも勧められていません■
ナチュラルハイジーンの本「50代からの超健康革命」からの引用です。
引用部は緑色です。

P.126
●植物油はヘルシー食品ではない
どんな油であっても抽出されたものである限り、その油は100%脂肪で、ほとんどの栄養を
失った高度の加工食品です。
自然界には油と言うものは存在していません。油(植物油)はすべて、植物の中にほかの
栄養と一緒に入っていて、100%油の形で木になっているものは存在しないのです。
オリーブ油はオリーブという木の実の中に存在しています。オイルだけでは存在していません。
キャノーラ油も、菜の花の中に存在しているのです。

植物の中に存在しているとき、脂肪(油)は酸化を防いでくれるのでビタミンC、E、セレニウム、
ベータカロチンほかの抗酸化物質と一緒にあるたねに、安定しています。
しかし、摘出され100%脂肪だけにってしまった油は、摘出された瞬間から酸化が始まります。
その油を私たちが摂取すれば、細胞に酸化のダメージを引き起こしていくことになるのです。
さらに油は消化器官の内側に幕を作り、消化液の分泌や栄養の吸収を妨げてしまいます。

こうした理由から、最近のアメリカの予防医学をめざす医師たちは、油の使用をすすめていません。
彼らは患者たち「ノー・オイル」を指導しているのです。
どんな植物にも脂肪は含まれているので、あえてオイルをとらなくても脂肪不足になるような
ことは決してありません。

最近の日本人は植物油から大量の油をとっています(1946年の9.6倍)。
植物油を揚げ物や炒め物でとると、加熱されるため、いくらヘルシーと宣伝されている
植物油でも、酸化が進み、活性酸素が細胞を老化させ、やがてガン、心臓病、脳卒中の
要因となります。

また、アクロレインという強烈な発ガン性の物質を形成したり、分子構造がトランスファットと
いう自然界には存在しない脂肪に変えられてしまい、コレステロール値を上昇させたり、
腸壁をもれやすくさせることになるなど、好ましくない状況を引き起こします。

毎日揚げ物や炒め物を食べる人は注意が必要です。
私の住むテキサス州では、2010年から学校で揚げ物をしてはいけない、という州法が
可決されました。

マーガリンやショートニングはトランスファットの代表です。
トランスファットは水素添加をすることによって液体の植物油を固形に変形させたもので、
このプロセスの最終段階にできあがるのが、プラスティックです。

コレステロール値の上昇を気にしてバターの代わりにマーガリンを使っている人は、
心臓の血管の周りに、このプラスティック脂肪(トランスファット)がべっとりと付着しています。
トランスファット歯動物性植物以上に、コレステロール値を上昇させてしまう物質です。

私たちは木の実や種子類、サラダ野菜やブロッコリーから、体に必要な脂肪
(リノール酸<オメガ6脂肪酸>、α-リノレン酸<オメガ3脂肪酸>などの必須脂肪酸)を
十分に摂取することができます。

α-リノレン酸は体内でEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に
転換できますので、食物連鎖の頂点にあり、環境汚染物質えおたくさん含む魚からとる必要も
ない、ということです。



P.128
●工場よりも農園から送られてきたものを!
日本ほど多数の加工食品があふれている国は世界中にありません。
そのほとんどに、自然界には決して存在しない化学物質が添加されています。
添加物の取り込む量が増えれば増えるほど、体では活性酸素が大量に発生し、細胞を老化させ、
病気の原因をつくっていくことになります。

「添加物は一切使用しておりません」という表示にごまかされないようにしましょう。
添加物が含まれていないのに、食品の賞未期限が何週間も何か月も先になっているのは
おかしい、と思うべきです。

加工された食品は死んでいるのです。
死んだものは、超健康を築くうえで必要な成分を何も与えてはくれません。
ナチュラル・ハイジーンの食事選択の基準は、工場からきたものではなく、
果樹園や畑からきたものを選ぶことです。



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■引用、今日はこの辺でおしまい■
読んでくださって、ありがとうございます

油について、この本の別ページや他の本から引用出来る時にまたこのページに書き足します。
ここには出てこなかったですが、油を熱することはますます体によくないので、
出来たら炒め物はしないで、蒸した後、油を少し混ぜるようにというのが松田先生のアドバイスです。
それで炒めたのと同じように食べられます。

■読んで、どう思われましたか■
私も、秋からは油を熱しない調理を家族に出しています。
これは炒めるべきでしょう~という物を、蒸してから、火を止めて植物油をまぶす、
それだけで、炒めたと同じかんじになります


天ぷらもフライも美味しいですよね。
だから私もたまには食べます。でも、食べる時は、「本当は良くない」と思いながら^^;

「揚げた物、炒めた物は、酸化した油を使用している」これを意識して、
あまりたくさん食べないように気にするだけでも、身体には優しいと思います。


アメリカ、テキサス州では、2010年から
学校給食で揚げ物をしてはいけない、という州法が可決された、

こういうことを知っていう事を知っていてもいいですね。

栄養学の更新が日本は遅れています。そういうことも意識してほしいです。

■「蒸しうどん」ナチュハイ的調理法■
2005/12/03の日記に書きました。
宜しかったら、ごらんください。


■どうしても食用油を使いたいなら■
私はオリーブオイルを使います。ごま油も使います。
生サラダにはエクストラバージンオリーブオイル、炒め物には安いオリーブオイル、
以前はずっとそうでした。
生サラダでも、あんまり使わないようにしようかと思ってます。

松田麻美子先生の本には、ナチュハイのレシピがたっぷりです。
私は、そんなに完璧にはやってないです。参考にするだけでもヘルシーだと思います。


■病気にならないでほしい、それが願いです■
今私の周りには、これといった病気の人は居ません。
でも、1回は会ったことのある人とか、知り合いの知り合いとか、ネットの友達とか、
病気と闘っている人がいます。そういう方たちにも、こんな方法もあると気にしてほしいです。


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■ナチュラルハイジーンの本、しくこく^^;■

★超オススメ 日本の第一人者の松田麻美子先生の
超健康革命(SHR スーパーヘルスレボリューション)ナチュラルハイジーンの本


50代からの超健康革命  子供たちは何を食べればいいのか  フルモニ!超健康ダイエット宣言  常識破りの超健康革命


50代からのと書いてあっても、セルフケアのために若い人にも是非読んでほしいです。
私は全部持ってます、私にとっては要読み返し!の健康バイブルです。


これらの本を出版しているのはグスコー出版です。


■ナチュラルハイジーンに興味を持ってくださった方へ■
フリーページでも、本の中から引用して少しずつご紹介しています。
伝えたい事は沢山あるのですが、少しずつです。

本を読まずに、もっと知りたいという方は、私の日記のカテゴリ分けの
からだにいいこと、いいもの
菜食について
などをご覧ください。

■ベジタリアン参考サイト、ご案内■
YAHOO!> グルメ > 菜食

蚤とダイエット(広場の中)の為谷 邦男さんは行動するベジタリアンです。

菜食のススメ(広場の外)のマリリンさんは多くのことを教えてくれます。
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